山梨県賃貸情報ブログ・スタッフブログ
最近、英語でドイツ人のお客様にサービスを提供する機会がありました。
普段は日本語と中国語で仕事をしていますが、そこに英語が加わると、頭の中での言語スイッチがとても忙しくなります。
それでも、異なる文化を背景に持つ人としっかりとコミュニケーションが取れた時の喜びは、言葉にできないほど大きいものでした。
三か国語を使って働くことは、表面的にはスキルのように見えるかもしれませんが、実際にはその背景に多くの努力と工夫があります。
言葉によって相手への接し方や、自分の態度までも自然と変化してしまうことに気づかされます。
日本語では丁寧さと謙虚さを重視し、英語ではロジカルで率直な表現、中国語ではスピード感と情熱を持って接します。
それぞれの言語に合わせた表現が必要で、時に自分の中にいくつもの人格があるような不思議な感覚になります。
それでも、今回のように、英語で丁寧に説明し、お客様が納得して笑顔で帰っていくのを見たとき、改めて「言葉は人をつなぐ力がある」と強く感じました。
そして、言葉は単なるコミュニケーションの手段ではなく、人と人、文化と文化をつなぐ「信頼の架け橋」です。
複数の言語を使って異なる国の方々にサービスを提供できることは、言葉の力を実感するだけでなく、自分自身が文化や信頼をつなぐ橋渡しの役割を担っていることに気づかされます。
それは単なるスキルではなく、責任であり、使命でもあります。
どれだけ大変でも、お客様の「ありがとう」、「Thank you」、「谢谢」や笑顔のひとつひとつが、その努力に対する何よりの報いとなるのです。
更新日時 : 2025年06月06日 | この記事へのリンク :